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腰椎分離症

 
腰にある背骨(腰椎)がスポーツなどで反る・回旋させる動作が負担のかかりやすい状態で繰り返し行われると疲労骨折する障害です。
腰椎は前後屈に特化した構造となっており、体幹の捻り動作には弱いです。逆に、胸椎(肋骨がついている背骨)は捻り動作が得意で、前後屈は苦手です。
それぞれの骨がそれぞれの得意な仕事をこなせればいいのですが、どこかの動きが悪くなってしまう事により1ヶ所に負担が集中してしまう事が原因となります。
全体のバランスを整えて、一ヶ所の負担を減らすことで痛みを軽減でき、痛くなりにくいバランスをつくることを目的に治療させて頂いております。
学生の頃に症状がなくても、大人になってからレントゲンを撮ると昔分離症になった痕があるねと整形外科医などに指摘されることがあります。
私たちは骨を接合することはできませんが痛みを軽減させることはできます。
骨が折れていたら必ず痛みが出る訳ではありません。
骨折していても痛みがそれほど強くなく、気付かないケースもあります。
患者様としては骨をしっかりくっつけてからスポーツ復帰したい方もいらっしゃると思います。
どの治療法を選択されるかは患者さんやご家族の判断にお任せしております。